「やきそば弁当」はなぜ北海道で人気?中華スープが圧勝の理由
北海道のカップ焼きそばといったら「やきそば弁当」ですよね。
でも、なぜ北海道で圧倒的なシェアを獲得しているのでしょうか?
やきそば弁当が北海道で人気の理由は、中華スープにありそうです。
カップ焼きそばにスープもついているため、満足感が高いんです!
実際に作ってみたので、動画をご覧ください↓↓
やきそば弁当の作り方は、とても簡単です。
- カップからソース類を取り出す
- カップにかやくを入れる
- 中華スープ粉末をマグカップに入れる
- お湯をそそいで3分待つ
- 湯切りしたお湯をマグカップに注ぐ
- ソースを麺に絡めて、ふりかけをかけて出来上がり
動画では湯切りして、別のお湯を中華スープに入れました。
湯切りしたお湯をスープに使うと、麺のダシ?が効いているのか、うま味が増す気がします。
やきそば弁当が北海道で人気なのは中華スープつきだから
定番のカップ焼きそばは、次のような商品があります。
- ペヤング
- UFO
どちらも全国でシェアが高いカップ焼きそばですよね。
でも、有名なカップ焼きそばで、中華スープがついている商品は少ないんです。
その、中華スープつき焼きそばとは、マルちゃんの「やきそば弁当」です。
やきそば弁当はスープがついているから満足感が高く、お腹も満たされます。
なぜ、中華スープつきなのかというと、「寒い北海道で需要が伸びるように」という想いからです。
中華スープつきなのがヒットの理由かはわかりませんが、北海道のシェア80%だといわれています。
やきそば弁当の発売は1975年
マルちゃんのやきそば弁当は、1975年に発売されました。
私は、小さいときにCMでやきそば弁当を食べる様子を見て、「いつか食べよう!」と思ったものです。
なぜ、そこまで食べたかったのかというと、親に「食べたらだめだよ」と言われたからです。親が止めた理由は、「インスタントだから」とか「健康に悪そうだから」とか、「成長期だから」といった理由なのでしょう。
でもダメだと言われると、なぜか食べたくなりますよね。
そこで、親が仕事に行っている隙を見て、姉と2人でこっそり食べました。
わずかな時間を利用して作ったため、初めてのやきそば弁当は麺が硬かったのを覚えています。
それくらい、急いで食べたということ。
やきそば弁当を始めて食べた感想は、「親に止められるくらい美味しいかも?」でした。
正直味なんてわかりませんが、何となく感動したのを覚えています。
初めて食べた味だったので、そこから癖になったのかもしれません。
こうやって発売当初から目にしている団塊ジュニアにとって、やき弁は特別なものになっていったのです。
私の息子は、特別やきそば弁当を食べたがりませんね。
逆に「こんな体に悪いもの、また食べて・・・」と飽きられます!
今時の若い子たちにとって、やきそば弁当はインスタント感が強いのかも。
でも、私たち団塊ジュニアは、やきそば弁当・カップヌードル・ホンコンヤキソバなどインスタント食が人気になった年代でした。
「ホンコンヤキソバって何だ?」と内地の人は思うかもしれませんね。
ホンコンヤキソバも、北海道民のソウルフードで、袋麺タイプのインスタントやきそばのことです。
また、北海道では、インスタントラーメンもマルちゃんのシェアが高いんです。
それだけ、東洋水産のインスタント食品は、北海道民にとって愛着があるんでしょうね。
やきそば弁当は北海道以外でも売っている
やきそば弁当のパッケージに、「北海道限定」と書かれています。
しかし、最近では本州のほうでも人気が出きたようで、北海道以外でも売られていることがあるそうですよ。
北海道以外でやきそば弁当を探すなら、北海道食品を取り扱うアンテナショップなどで探してみてください。
家族や知り合いに北海道在住の人がいるなら、送ってもらうのもいいですね。
北海道であれば、スーパーの特売なら100円以下で売られているので、まとめ買いする家庭も多いくらい。
北海道限定のやきそば弁当ぜひ食べてみて
やきそば弁当は、インスタント食品なので「栄養があるものじゃない」ことはわかっています。
でも、なぜか無性に食べたくなるときがあるんですよね。
何度かペヤング・UFOにチャレンジしてみましたが、「ちょっと違う・・」と思いました。
やきそば弁当のほうがあっさり味なんです。
くどすぎないカップ焼きそばを食べてみたい方は、北海道限定やきそば弁当がおすすめです。