「よいとまけ」はまずい?!食べづらいスイーツの食べ方

よいとまけ

 

北海道銘菓の「よいとまけ」とは?

よいとまけ

 

北海道の銘菓「よいとまけ」は、EXILEによる宣伝効果や、秘密のケンミンショーでも紹介されたため、全国にも知られるようになりました。「よいとまけ」は苫小牧にある「三星」の有名スイーツで、札幌市でもスーパーに行くと売られていることがあります。

 

苫小牧で売られているスイーツ

苫小牧にある「三星」は、北海道のハスカップに拘ったスイーツを販売しています。北海道以外の人からしてみると「ハスカップって何?」と思うかもしれませんね。

 

私も本州の人にハスカップスイーツを送ったら、「北海道にはハスカップという食べ物があるんですね!」と言われて、初めて本州の人にハスカップが知られていないことを知ったのでした。

 

北海道の人にとってハスカップは馴染み深いのですが、一般的に知られていないようです。ハスカップはベリー系の果実で、甘酸っぱい味と、鮮やかな紫色が特徴です。

 

そんなハスカップは、苫小牧市に自生しています。見た目はブルーベリーのような色や形です。ハスカップが北海道の市場に出回ることは少なく、地元の人も生のハスカップを食べたことがある人は少ないようです。

 

それもそのはず。ハスカップは生食しても酸味が強く、そのままでは食べられたものではありません。北海道でハスカップが出回る場合は、砂糖で煮たジャムやスイーツがほとんどです。

 

三星の三代目社長が、苫小牧に自生するハスカップをジャムに加工し、1本のロースカステラとして作り上げたのが、「よいとまけ」の始まりです。甘みの強いカステラに酸味が加わることで、人気のお菓子へと成長していくのです。

 

よいとまけ

 

「よいとまけ」は第22回全国菓子大博覧会名誉総裁賞を受賞した経緯があります。北海道銘菓の名前にふさわしいスイーツでしょう。

 

「よいとまけ」の名前の由来とは?

よいとまけ

 

「よいとまけ」の商品パッケージには、「よいとまけ」の商品に対する想いや、名前の由来が書かれていました。

 

「農村だった苫小牧に、製紙工場が建設され、町には紙の原料となる丸太を工場で上げ下ろす作業の「よいとオまいたア」という勇ましいかけ声が、一日中響いていました。苫小牧特有の霧に包まれる中、朝から暗くなるまで声を合わせて・・・。」

引用:よいとまけ商品パッケージ

 

「よいとまけ」の食べ方

よいとまけ

 

では、さっそく「よいとまけ」を開封して食べてみたいと思います。箱の大きさは、女性の手のひらの横幅くらいで、長さは手のひらより少し大きいくらいです。

 

よいとまけ

 

箱を開けると「表面に巻いてあるオブラートは、そのままお召し上がりいただけます。」と書かれていました。見るからにロールカステラの表面はベタベタしてそうです。

 

よいとまけ

 

「表面のベタベタが袋に付きそう・・・」と思って取り出してみると、やっぱり表面は剥がれてしまいました。慎重に袋からロールカステラを引き出そうとしても、多少は剥がれてしまうみたいです。

 

よいとまけ

 

気を取り直して、スイーツをお皿に盛りつけてみました。周りのベタベタした部分は、ハスカップジャムが塗られている部分です。ハスカップジャムは、中にも練り込んでありますよ。

 

周りにオブラートが付いたままですが、味に変化はありません。手で触れてもベタベタが付きにくくなっているようです。

 

「よいとまけ」の賞味期限

「よいとまけ」の賞味期限は、砂糖を使っているため少し長めのようです。1月15日に近くのスーパーで買ったら、賞味期限は2月5日になっていました。

 

賞味期限が長めに設定されているとはいっても、開封したら早めに食べてくださいね。カステラがベースなのですぐに傷むことはありませんが、数日程度で食べきるのがおすすめです。

 

「よいとまけ」は1箱で7切入りです。1人2切れ食べたとすれば、家族3~4人で食べきることができます。適度な量のため、1日で食べきれる感じです。

「よいとまけ」がまずい!理由とは?

 

「よいとまけ」を食べた人の中には、まずいという声もあるようです。ハスカップの独特の味が癖になる人もいれば、苦手な人もいるようですよ。

 

ハスカップの癖が苦手という人も

ハスカップをジャムにすると、酸味・苦味が混じったような味になります。皮の部分のえぐみとでも言いましょうか、少し癖がある食べ物なのです。

 

本州の人にとってハスカップは初めて食べる味だと思うので、癖になるか苦手になるかは人それぞれでしょう。地元の人にとっては、子どものころから食べていて、好きな人は多いです。

 

ちなみに「よいとまけ」が食べづらいと言われたのは、以前のことです。現在はベタベタが袋につかないようオブラートで包むように変わり、切目が入った状態で売られるように変わったため、食べづらい感は少なくなりました。

 

甘いのが苦手で甘すぎる

「よいとまけ」はカステラがベースで、ロール下の部分にも砂糖がまぶしてあります。甘みが強めのスイーツのため、甘いのが苦手な方は苦手かもしれません。

 

カロリーも100gあたり275Kcalあります。ダイエット中の方は、食べ過ぎに注意が必要ですね。

 

私も甘いのが得意ではないのですが、「よいとまけ」を食べてみて、少し甘みが強いように感じられました。でもハスカップの独特な風味は問題なく、ブラックコーヒーや緑茶と合わせることで甘みが抑えられて、美味しく食べられました。

 

さらに実際に食べた人の声を知りたい方は、楽天市場にある三星のレビューが参考になります。

 

 

よいとまけは札幌のスーパーやお土産でも

苫小牧の銘菓「よいとまけ」は北海道なら幅広い場所で売られています。私が住んでいる札幌市では、普通に近くのスーパーで売られていますね。

 

北海道旅行に来た方が「よいとまけ」を買いたい場合は、札幌駅のお土産コーナーで買うのがおすすめです。北海道を代表とする銘菓でもあるので、わざわざ苫小牧まで足を運ばなくても買えるのが嬉しいですね。

 

テレビで見て「よいとまけ」が気になった方は、お土産に買ってみてください。

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