パスポートの申請方法「札幌編」アスティ45に行こう
「札幌のパスポートってどこで申請するの?」
「パスポート申請にはいくらかかる?」
人生初めてのパスポート申請だと、何から何までわかりませんよね。
そもそも、パスポートってどこで申請するの?という疑問が出てくると思います。公的な書類なのだから「市町村役場で申請できると思っていた・・・」という方も多いはず。
実は、パスポートの申請は、市町村役場ではないのです。札幌は「アスティ45」内にあるパスポートセンターに行かなければなりません。
人生初でパスポート申請した私は、申請でいろいろと困ったことがあったので、皆さんの役に立つようアスティ45のパスポート申請手順をまとめてみました。
札幌はアスティ45にパスポートセンターがある
札幌でパスポート申請をしたい方は、「アスティ45」に行ってください。札幌周辺に住んでいる人なら、アスティ45という名前は聞いたことがある方も多いはず。
アスティ45の所在地
アスティ45とは、札幌駅前にあるビルのことです。札幌駅南口から見えるビルのため、見たことがある方も多いと思います。
住所は
札幌市中央区北4条西5丁目
北海道パスポートセンターは、アスティ45の4階にあります。アスティ45はグルメ・ファッション・習い事・癒しなどのお店が入るビルです。
アスティ45は一般の人が立ち入ることが少ないので、行ったことがない方も多いのではないでしょうか。私もアスティ45の存在は知っていましたが、パスポートの申請で初めてビル内に入りました。
営業時間
北海道パスポートセンターの営業時間は
月~金 午前9時~午後4時30まで
日曜日はパスポートの受取のみで、申請の手続きはできません。パスポートを日曜日に受け取る場合は、午前9時~午後5時まで受け付けています。
駐車場
アスティ45には専用駐車場が完備されているので、車でパスポートセンターに行けます。私も車でアスティ45に行ったら、駐車場がかなり狭い入り口でビビりました。
北5条・手稲通から札幌駅に進むと、アスティ45のビルが見えてきます。ビルが見えたら右折して、1本目を右折して中通りに入ると駐車場入り口があります。
アスティ45の駐車場入り口は狭いので、少し車体を膨らませてから侵入するのがおすすめです。駐車場に入る通路もかなり狭いつくりとなっているので、車体をぶつけないように注意しましょう。
駐車場の侵入角度があるので、小回りが利かない車は注意してください。
「車の運転に自信がない・・・」という方は、アスティ45周辺にある大型駐車場を使ったほうが、駐車しやすくなります。アスティ45の隣には「タイムズカー札幌駅前店」や「ビッグサンシャイン88」があるので、活用してみましょう。
個人的には、ビッグサンシャイン88が初心者でも駐車しやすくおすすめです。ビッグサンシャイン88は20分130円の料金でお得、大きい車や初心者の方でも停めやすい広々とした駐車場です。
アスティ45の地下駐車場に車を停めたら、エレベーターで4階に進みます。
4階に到着すると「コスモサービスのパスポートセンター店」が見えてくるので、真っすぐ進んでください。さらに奥に進むと北海道パスポートセンターがあります。
札幌のパスポートの申請手順6つ
札幌でパスポートを申請するなら、事前に用意するものも確認しておきましょう。6つの手順で解説していきます。
1・戸籍謄本か戸籍抄本を区役所でもらってくる
パスポートの申請には戸籍謄本か戸籍抄本が必要です。書類がないとパスポートの申請はできないので、パスポートセンターに行く前に、区役所に立ち寄ります。
なお、戸籍謄本や戸籍抄本が必要なのは次の方です。
- 初めてパスポートを申請する
- パスポートの有効期限が切れた
- 氏名や住所などが変わった
パスポートの有効期限が切れていない方は、戸籍謄本や戸籍抄本を用意する必要はありません。しかし、パスポートの申請には本籍を書く欄があるので、本籍がわからない場合は戸籍謄本をとっておくとわかりやすいです。
戸籍謄本は家族では1通で大丈夫です。
海外渡航先でパスポートを無くした・盗まれたときは戸籍謄本があるとスムーズなので、海外旅行に持参する戸籍謄本もあわせて合計2枚もらっておきましょう。
2・一般旅券発給申請書
一般旅券発給申請書は、北海道パスポートセンターにあります。5年用と10年用の2種類があるので、申請したい年数の書類を受け取ります。
北海道パスポートセンターには、申請書を記入するコーナーがあります。申請書の書き方も詳しく表示されているので、丁寧に記入していきましょう。
3・写真を撮影する
北海道パスポートセンター前には、コスモサービスの写真撮影サービスが利用できます。パスポートの写真は不備があると申請ができないので、現地で写真撮影している方が多いようです。
コスモサービスの写真撮影は、1,500円で少し高めです。撮影はカメラマンがやってくれて、問題がないかその場でチェックしてもらえます。写真は2枚くれるので、1枚を申請書と一緒に貼らずに提出してください。
写真撮影の価格を下げたい方は、機械の証明写真サービスや、近くにある写真屋さんで安いところを探しましょう。機械の証明写真だと「顔のサイズが小さい」「光が反射している」などの問題がおこることがあるので、人の手で撮影したものがおすすめです。
パスポート写真は、多少ほほえんでもOKです。しかし口を開いて歯が見える笑い方はNGです。前髪は顔にかからないようにして、顔がしっかり出るようにしてください。
4・本人確認書類
パスポート申請では、本人確認書類を持参します。運転免許証など顔写真付きなら1点でいいですが、健康保険証のように顔写真がないものや、市町村発行ではない学生証なども2点用意してください。
詳しい本人確認書類は、下記北海道の公式サイトで確認できます。
5・印鑑
パスポートの申請に通常印鑑は不要ですが、修正した場合は修正印が必要になります。間違った部分を修正するときに印鑑が必要なので、パスポート申請当日に持参してください。
印鑑は認印でいいので、忘れてしまったら近くの100円ショップに買いに行きましょう。
6・購入する証紙の値段は11,000円または16,000円
パスポートを取りに行くときに、「北海道収入証紙」と「収入印紙」を購入します。申請時に買ってもいいですが、取りに行くときに買って貼るのがおすすめです。
北海道収入証紙と収入印紙は、北海道パスポートセンター前にあるコスモサービスで取り扱っています。
5年・・・11,000円分
10年・・・16,000円分
パスポートの受取は土日を除いて6日後です。ギリギリにパスポートを申請しよう思っている方は、パスポートが間に合わないこともあります。
パスポート受取は、「引換証」「印鑑」「収入印紙」の3点を用意します。北海道収入印紙は、道銀や北洋銀行でも買えます。収入印紙は郵便局やコンビニ等でも購入が可能です。
銀行と郵便局に行くのは面倒なので、北海道パスポートセンター前にあるコスモサービスで買う人が多いようです。私もコスモサービスで買いました。
収入印紙の金額がわからなければ、パスポートの引換証を店員さんに見せてください。5年または10年分の収入印紙なのか確認してくれます。
パスポートの引換証に証紙を貼ったら、北海道収入印紙のほうに割り印します。
北海道以外に住民登録されている場合
北海道パスポートセンターでの申請方法は、札幌に住所がある方が対応できます。単身赴任や学生などで住民登録している場所が異なる場合は、申請方法が変わります。
住民登録が道外の方
住民登録が北海道以外になっている方は、北海道パスポートセンターに本人が申請してください。住民票も必要となるので、実家に住民票請求をお願いして発送してもらいましょう。
道外で住民登録している方は、「居所申請申出書」「道内に居住を表明する書類」も用意しなければなりません。学生証や在籍証明書、アパートの賃貸契約書などが使えます。
一時帰国の方
海外から日本に一時帰国する場合も、本人がパスポートを申請しなければなりません。一時帰国を証明する書類、永住証明書、再入国許可のある旅券を用意します。
パスポートの申請方法「札幌編」のまとめ
札幌に住んでいる方がパスポートを申請する場合は、アスティ45に行く必要があります。申請は代理申請ができるので、仕事で平日に行けない方は、家族に頼みましょう。
パスポートは「申請の1回」「受取の1回」で2回は行かなければなりません。仕事で日曜日しか行けない場合は、平日に代理申請してもらうのがおすすめです。
初めてパスポート申請する方は、アスティ45への行き方や駐車場情報もチェックしておいてくださいね。